2019年7月に「ファイリングデザイナー検定1級」の試験を受けていたのですが、ようやく結果発表が出て、無事合格しました(^^)
試験を受ける前、どうやって勉強するの?どんな試験内容なの?と検索してもあまり見つからなかったので、合格したらこの記事を書こうと思っていました。
今回は私の勉強方法・記述式への取り組み方などについて書いていきます。
この資格は、私の仕事では必須の資格ではないですが、書類整理サポートをやっている私としては、持っておきたい資格でしたので、合格することができて嬉しいです。
まずやったこと
まずやったこととは、テキストを2回くらい通しで読み、言葉にちょっとづつ慣れていくようにしました。
というのは、オフィスの書類整理の仕事にかかわっていた訳でもない普通の専業主婦だった私には、聞き慣れない、小難し~い用語がいっぱい。
「そんな小難しい言葉使わなくても説明できるやろ!」とつっこみつつも、まずはその用語に慣れることから始めました。
日頃、オフィスで書類を取り扱ってる人達にとっては、なんでもない用語かもしれませんが、主婦が普通に耳にする言葉ではありませんので(^_^;)
ファイリングデザイナー2級を受けたので、多少なりともその専門用語は慣れてきていましたが、1級はさらに範囲が広く、新たな用語も出てきて、覚えることも増えます。
まずは用語に慣れることから!です。
合格対策講座 eラーニングを活用
eラーニングとは、動画を見ながら自宅で好きな時に勉強できるオンライン学習システムです。試験のポイントなども押さえてあります。
私が整理収納アドバイザーを受けた時は無かったのですが、今は整理収納アドバイザーの資格のeラーニングもあるようですね。
このeラーニング1回目を聞く時は、ひたすらテキストに重要なポイントをマーカーで入れていきます。
eラーニング2回目は、その線を引いた所に注意しながらゆっくり聴きます。
ノートにまとめる
書くことで曖昧なところも記憶に残るので、ノートにまとめていきます。
普段ペンでそんなに字を書くことがないので、手がつりそうになりました。
3時間くらいが連続で書ける限界でしたので、数日に分けてノートにまとめる作業をしました。
この書いたノートは実は後々あまり見ていません。書いて頭の中を整理することが目的です。
巻末の問題を解く
テキストの巻末に過去問がついていますので、それを解いていきます。
問題を解いてみると、テキストを読んでわかったつもりでいても、ほんと理解できてないなあと思い知らされます。
問題を解くことでしっかりと覚えられるので、この作業は重要ですね。
レベルアップしたかな?という確認のために、勉強が進むたび、全部で3回ほど解きました。
eラーニングで耳から覚える
毎日毎日勉強する時間があるわけではありません。
片付けサポート作業があった日などはテキストを開くこともできない日もありました。
朝、洗濯物を干しながら、お茶碗を洗いながら、料理を作りながら、1日のうちちょっとでもいいので、eラーニングを聴いて用語を耳から覚えます。
ファイリングデザイナー検定2級の時と同様、まだそんなに勉強が進んでいない状態で、えいっ!と試験の日を先に決めてしまったので、日にちが近づいてくると、今日は勉強していないな・・と焦りもでてきます。
でもテキストがひらけない時でも、eラーニングだけは聞くようにしてたので、今日は勉強をした!という安心感がありました。
耳で聴いていると、聴き慣れない用語も、だんだんそれなりに馴染み深くなってきます。
「監視・評価・是正される」と聴きながらブツブツつぶやいてると、小3娘も覚えてしまい、私が「監視・評価」というと「是正される」と言ってました 笑。
小難しい言葉と「お友達になる」ことが大事ですよね(^^)
穴埋め問題をつくる
整理収納アドバイザーの筆記試験の時もそうでしたが、穴埋め問題を簡単に作ってスキマ時間に繰り返しやっていました。
覚えるのが必須な用語がもちろんあります。
必須の暗記部分を部分的に手書きで作って、答えを赤い字で書き、暗記用の赤い下敷きを買って来て、隠しながら合間合間にやりました。
これは、毎日朝と晩にすると、どんなに覚えられない言葉も5日くらいで覚えられます。若い時ならもっと早く覚えられたんですがね(^_^;)
避けて通れない記述式
2級は暗記すればだいたいの問題は解けますが、1級は記述式があるんですよね。
ネットで調べてもあまり情報がない・・(あたりまえか)
数少ないネット情報から、その場で考えて回答を書く、というのは時間的に難しいと書いてありました。試験を放棄して帰る人もいたとか?
文字数制限もあるので、事前にある程度自分で書いてみるなどの対策がいるようです。
私もその場の行き当たりばったりで書くのは絶対無理!だと思いました。
ただでさえ試験って多少なりとも緊張します。
その場で考えるという行為をせずに済むように、自分で記述式の問題に沿って考えた回答を200字以内で作り、それを丸暗記し、テストのときはその暗記したものをそのまま書く、といういう感じにしました。
やはり試験当日は、時間はあったものの、ゆっくり考えている気持ちの余裕はありませんでした。あらかじめ考えておくのが賢明かもしれませんね。
とはいえ、試験終了後に重要なキーワードを入れるのを忘れたことに気づき「あかん~」とおちこみました(^_^;)
記述は2つあるのですが、もうひとつの「書類を想定して分類する」という記述式問題があります。
これは過去問の内容と違ったので、ちょっと焦りました。
選択問題が終わると時間が余るくらいだったので、ほとんどこちらに時間を費やしました。
この分類も丸暗記していたことが少し役立ちましたよ。
記述式の結果は、びっくりの100点でした!
勉強時間・期間は?
試験日の2ヶ月前くらいからテキストはちょこちょこ読んでいました。
検定を受けたのが7月半ばで、申込みしたのが、その1ヶ月前。
申込みして追い込まないとしないタイプなので、本格的に勉強を始めたのは申込後なので、勉強の期間は約1ヶ月くらいです。
一日の勉強時間は、決まった時間が取れないので、空いている時間にバラバラにするという感じでした。
お片付けサポートのある日は、夕方1時間くらいしかできなかったので、そのかわりに予定の無い日は子供が学校に行っている間は極力取り組むようにしました。
家事をしたりの、ながら勉強の方が多かったので、eラーニングはありがたかったですね。
ずっとテキストを読んでいると疲れるので、耳で勉強する方法は私には合っていました。
その他やったこと
eラーニングでは、重要ポイントなどをおさえてくれていています。
そこを覚えたら試験勉強のポイントはおさえられるので、2級ではほぼその辺りしか勉強してなかったのですが、1級ではeラーニングで触れられていないところも読みました。
私はeラーニングで触れられていないページから記述式の回答のヒントを得て、文章を作りました。
eラーニングのポイントも抑えつつ、ざっと全体も把握した方がいいかもしれません。
インデックスをつけると頭の整理ができる
試験の1週間ちょっと前だったと思いますが、テキストにインデックスをつけました。
この時、章ごとにつけるのではなく、巻末の過去問をした時にすぐわからないところをすぐひっぱりだせるように、重要ポイントだけおさえてつけます。
最初にインデックスをつけてしまうより、ある程度重要なポイントがわかってきてからつけるのがオススメです。
全体の流れも把握でき、頭の整理もできますし、重要ポイントの整理もできます。
さいごに
ファイリングデザイナー検定はあまりまわりでも試験を受けている方もいないですし、ネットで情報が少なかったので、ちょっと不安でした。
これから試験を受ける方の参考になれば、と思いこの記事を書いてみました。
少しでもヒントになれば、嬉しいです。
結果が出た日、ようやく落ち着いて眠れました(^^)