例えば「理想の暮らしを言ってみてください」と言われると、すっと出てきますか?
それを考えるのはとても大切なことですが、「そんなこと急に言われても何も思いつかないよ」という方もいると思います。
ゆっくりじっくり考えてください、と言われても、考えているだけで時間は過ぎて行ってしまいますよね。
そんなときはスリーステップで進めてみてください。
ステップ1-ストレスを取り除く
まずは身の回りで自分がストレスを感じているところに注目してみてください。
- ホコリが気になるところ
- 取り出しがしにくいところ
- 扉が開かないところ
- 床にモノが置いてあり掃除がしにくいところ
- 出しっ放しのもの
- 好きじゃないもの
そんな場所・モノはないですか?まずはそれらのどこか一箇所のストレスを取り除いてみます。すると、それだけで、快適になりませんか?
自分は何が好きで何が嫌なのか、自分の基準を知ることにもなります。
小さい部分でいいので、積み重ねていくことで少しづつストレスが取り除かれ快適になります。
ステップ2-自分の持ち物を把握する
小さなストレスが取り除けて、少し快適になったところで、次は持ち物を把握するところからやってみます。
自分の持ち物はどれくらい把握できてますか?
おうちに伺って、「この中には何が入ってますか?」とお聞きすると、「わかりません。でもたぶん、要らないものいっぱいあると思います~」とおっしゃられることがあります。
把握できないくらいの量を持っている場合、把握できる量はどれくらいかを考えて把握できる量まで減らすのもひとつの手です。
- 自分はどれくらいの量の服を持っているのか
- どれくらいの本を持っているのか
- ストックはどれくらいあるのか?
持ち物が把握できていると、頭の中もスッキリとし快適に暮らせます。
ステップ3-維持する
ストレスが取り除かれ、持っているモノを把握できるようになると、毎日の生活がラクになります。
今度はそれをしばらく維持してみて下さい。快適に暮らせることがわかったら、きっとそれを維持したくなると思います。
ストレスを取り除く過程で自分の好き・嫌いの基準を知り、持ち物を把握することでも自分の基準を知り、それが維持できるようになれば、その方法や量が自分に合っているということです。
そして自分の周りが整ってくると更にステップアップしたくなります。
インテリアをきれいにするとか、タオルを上質なものに変えたり、毛玉のついていた部屋着を新しくしたり、擦り切れてきた枕カバーを変えたり、
毎日掃除もしたくなるかもしれません。花を飾りたくなるかもしれませんね。
いきなりステップ3の頂上をめざすのではなく、まずは自分の足元をじっくり観察してできることから始めるのが結局は近道になると思います。
びっくりすることに、一度このステップ3まで行くと、それほど、その状態をキープすることは大変では無くなるんです。
これはやってみた人にだけがわかることかもしれません。ぜひ小さいステップを少しづつ積み重ねてみて下さい。