2020年9月に発売された、こんまりさんこと近藤麻理恵さんの「Joy at Work」を読みました。
「人生がときめく片付けの魔法」の仕事版だそうです。
正確に言うと、こんまりさんと、組織心理学者スコット・ソネンシェインさんの共同執筆の本です。
このお二人が、「仕事場の片付け」「ときめく働き方」について書いたものが順番に折り込まれています。
こんまりさんは「おうちの片付け」のイメージでしたが、元々は会社の社長さんのデスクや、オフィスの個人のデスクなどの片付けから徐々に始めて、どんどん依頼が増えていき独立したそうです。
オフィスの片付けもおうちの片付けと同じ、「ときめき」で判断するのです。
この本では、「なぜ片付けたいのか?」に始まり、メール、デジタルデータ、タスク(時間)管理、人脈など仕事にまつわるあらゆることをこんまりさんの体験談を交えながら語られています。
こんまりさんの失敗談も多く語られていて、ちょっと安心したと同時に、解決策も書かれているので、自分の悩みを解決するヒントになりますよ。
こんまりさんは何もかも完璧で無駄がない!と思ってましたが、いろいろな失敗や苦い経験のエピソードも書かれていたのでちょっと安心しましたね(^ ^)
中でも一番印象的だったのは、あれほどメディアにたくさん出ているこんまりさんでも発信していいのか悩んでいた時期があったことです。
そしてそれをどのように克服したのか、発信することが苦手な方、発信することに悩んでいる方には、参考になるのではないかと思います。
こんまりさんは相談した方に衝撃的なひとことを言われたそうですよ〜
旦那さまのこともベタ褒めですね(^^;
すごく仕事ができるお方らしく、仕事の仕方が書かれていましたが、こんな風に仕事ができる人って確かにかっこいい。
私も部屋の片付けだけでなく、仕事の進め方も片付いている、そんな人になりたいな、と思ってしまいました。
私は仕事の中では事務処理が苦手でちょっとごちゃついています(^^;(改善する努力はしてますが・・)
こんまりさんも子供が生まれ、自分が思い描いていた理想のおうちの状態が保てなくなったそうです。
その時の、最低限これだけできていたらいい!と言う自分なりのルールが、
「自分は寝る前に歯が磨ければOK」
「子供は生きていればOK」
と言うかなりゆるいルールにちょっと笑ってしまいました。
あの、こんまりさんでも子育ての大変な時って余裕が持てなかったと聞くと、ちょっと安心しませんか?
子供ってどうやっても思い通りにいかない時があるので、子育て期間中はかなりゆるくゆるくいくのが一番ママも子供もハッピーでいる秘訣かもしれません。
あとは、自分の優先順位をしっかり決めていくことがブレずに仕事をしていく秘訣なのかなと。
私は今娘が小学校4年生でほぼワンオペなので、土日祝や晩の訪問の依頼があっても、申し訳ないのですが現在はお断りしています。
(コロナ渦でおばあちゃんに娘を預けられないので)
そこを無理して引き受けてしまうと、お仕事自体を続けることができなくなってしまうかもしれません。
長く着実に仕事を続けていくためには、今はそれが一番なのです。
お仕事もときめきながら仕事したいですよね(^ ^)
片付けのお仕事はときめきまくりながらお仕事してる私ですが、悶々とするときはやはりお片付けをすると頭も気持ちもスッキリしてまたやる気が出てきます。
最近はお仕事の相談なども受けることも増えてきましたが、好きで始めたことでも、最初は道筋が見えるまでは悶々としてしまっている方も多いですよね。
そういう方にも、少しでもヒントをもらえる本なのではないかなと思います。
ぜひ手にとって見てみてくださいね(^ ^)
こんまりさんの代表的な著書
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