捨てられない人は私の周りにもたくさんいます。
捨ててめちゃくちゃ後悔した方はなどは、捨てるのが怖くなってしまうかもしれません。
でも、モノって消費したり、劣化もするので
買う行為が無くならないように
捨てる行為も無くなりません
無くならないものなら、自分で納得して
上手に捨てられるようになればいいと思います。
私にも捨てて後悔したものがあるのですが、
数年前めちゃくちゃ忙しかった時期に、インテリアのモノをすべて箱に入れて片付けました。
モノを飾っていると埃がたまり掃除がたいへんだからです。
一旦箱に入れて片付けてしまったことで、スッキリとして掃除も簡単になり時間に余裕もできました。
そのときはまた時間に余裕ができたら飾ろうと思っていたので、
その箱をクローゼットにしまっていました。
でもそのうちに無くても生活ができているので、「もういいかな」とふと思い、
それらをほとんど一気に捨てました。
大体のものは後悔してないのですが、その中の一つだけ
アンティークのキャンドルスタンドは、しばらく後になってちょっと後悔が出てきました。
後悔の一番の理由は、
アンティークなので二度と同じものは手に入らないこと。
「手に入らない」と思うと、余計惜しくなりますよね。
キャンドルスタンドを飾っているオシャレなインテリアを見るたび
あぁ~・・と後悔の波が押し寄せてきました。
でも、捨ててしまってもいつも通り生活は出来ますし、
私の生活が悪くなったわけでもないです。
冷静に見てみると
キャンドルスタンドを箱にしまったことで時間に余裕ができ掃除も楽になりました。
完全に捨ててしまったことで、それらを管理することや、どうしようと頭を悩ますことも無くなりました。
めちゃくちゃ忙しかった私に「時間をくれた」のだと思うと、今はありがとうと思えます。
もし、そのまま置いていたら忙しい中で、キャンドルスタンドに埃がかぶっているのを見て
イライラを募らせていたかもしれません。
ふと空いた時間に、イライラする光景が目に入ったらその時間さえ勿体ないですよね。
そう考えを変えることで惜しかった気持ちもやわらいできました。
捨てて後悔するから、と何もしなかったら家の中の状態は何も変わりません。
捨てて後悔したとしてもなんで後悔してるのかを考えたり、
捨てた痛みを感じることもまた勉強です。
徐々に、残すものと捨てるものを選べる力がついてくると思います。
偉そうに言ってますが、捨てて後悔した気持ちは結構長くひきづってましたよ。
まずは捨てたらまた買えないものじゃなくて、
買い直しのきくものから捨てることを強くオススメします!