「お片付けサポートでキッチンの依頼をしたらどれくらい時間がかかるの?」という質問もたびたび受けます。
これは正直に言うと、ものすごく個人差があり、お答えするのが難しいです。
結果を言うと、
- 最小: 2時間半
- 最大: 15時間
です。これだけ違うと平均値を出すのが難しいのです(^_^;)
最小、最大の時間、それぞれどんな工程でサポートを実施したかをご説明します。
2時間半の方の場合
今までで最速の方でキッチン全体で2時間半で終了しました。
この方はもともと断捨離がお好きな方でした。
ゴミ袋を持って家中を歩き回り、定期的にモノを捨てていくということを日頃からされていました。
ですので、キッチンにも不要なものがほとんど無かったのです。(それでも不要なものはでましたが)
サポート作業でさせていただいたことは、
- 使いやすい位置に移動する
- すっきり見せるための配置にする
- 動きやすい動線にする
- ストックをわかりやすく収納し、ストック品の買いすぎを防げるようにする
という動線や仕組みを整えることに時間を使うだけで良かったからです。
キッチン自体の広さも小さめだったので、2時間半で終了しました。
それでも、2時間半はかなり例外的だと思っていただいた方が良いかもしれません。
15時間の場合
こちらの方は家族の人数も多く、キッチン自体も広く、パントリーも十分な収納がありました。
加えてお料理がお好きで、お菓子作りもされる方でした。
- キッチン調理台部分
- ストック類
- 食器棚
とそれぞれ5時間、3回に分けて作業をさせていただきました。
スペースが広いとその分たくさんモノが入りますので、出す作業も時間がかかります。
選ぶ作業もその分かかりますので、どうしても時間が増えてしまうということになります。
サポート作業の時間を短縮するには
できるだけ時間を短縮した方が、依頼する側としても負担は少なくなりますよね。
コスト的にも体力的にも負担は軽減されます。
コスト的なのはもちろんなのですが、たくさんのモノを片付けるのは体力も相当必要になってきます。
そこで、ご自身でできる範囲の整理を事前にしていただくと時間の短縮になります。
キッチンを例にとってお伝えします。
◆賞味期限切れのものを取り除く
お伺いして一緒に賞味期限チェックをしつつ食品ストックを分けていきますが、、これを事前にしていただくだけでもかなりの時間短縮になります。
もしできるなら、賞味期限が切れていなくても、自分では食べないというものも取り除くということをしていただくといいです。
◆使っていない調理器具、キッチンツールを取り除く
こちらも食品ストックと同じで、1年以上使っていないものをチェックして、もう使わないなというものをあらかじめ取り除いておきます。
1年間、春夏秋冬を通して使わなかったものは、いつ使うの?と問いかけてみてください。
逆に1年に1回でも使うものは、必要なものです。
◆食器類
こちらも食器棚にただ入れているだけで使っていない、というものがありましたら、あらかじめ出していただいたらいいと思います。
欠けている食器があったら、このまま使うのか考えてみて下さい。
我が家では欠けた食器は処分することにしています。
なぜかというと、娘が洗い物を手伝ってくれた時にその欠けた食器で手を切ってしまったからです。
あと、もはや思い出のモノになっている食器があります。子供が小さい時に使っていた食器です。
使わないけど、思い出として置いておきたいなら、思い出ボックスなどを作って移動しておいて下さいね。
まとめ
もちろん「忙しくてできないからすべて一緒にやってほしい」「選び方がわからない」という方は一緒にさせていただきます(^^)
ただコストを抑えたい、時間を短縮したいという方は、お伺い前にできることをしていただくだけで、かなり変わってくると思うので実践してみて下さいね。