今日の話はお片づけの話ではありませんが、「片付けのやる気」とも繋がっているんじゃないかと思いましたので、書かせていただきます。
40歳を過ぎた頃、シャンプーの後、髪の毛の抜ける量を見て不安になってしまうほどでした。
ドライヤーで乾かした後も、洗面台に髪の毛がびっしり落ちていました。
美容院で聞いても、やはりそういう年代だから、、みたいなことを言われたので、この年代になると仕方がないものかなあと思っていました。
自分では頭のてっぺんってあまりじっくり見ないから、てっぺんが薄毛になっている、ということを気づいてない人も多いんじゃないかと思います。気づいてしまった私は、鏡で頭のてっぺんを見ては毎日ため息をついてました。
ですが、今現在もやっている食事法に切り替えたところ、気にならないほどに改善してしまいました。
簡単に言えば、「ベジタリアン」に近い食事をしていたのですが、「高タンパク、低糖質、高脂質」の食事法に切り替えたんです。具体的にお話ししていきます。
高タンパク・低糖質・高脂質の食事へシフト
5年ほど前ですが、その頃、野菜中心のベジタリアンに近い食事をしていました。
野菜は体にいいと言いますからたくさん食べていました。加えて1日一食でした。
どんどん痩せていき、肋骨が見えるくらいガリガリになってしまいました。(今より6キロ減)
痩せ過ぎて友人・知人から病気なんじゃないの?と言われるようになり、ようやく自分でもおかしいなと気づき、いろいろ情報収集している時に、その「高タンパク・低糖質・高脂質」の食事にたどり着きました。
そこからは毎日タンパク質を中心に意識的にとり始めましたのですが、しばらくお肉を食べない生活をしていたので、すぐにはお肉をたくさん食べることができませんでした。
そこで少量のお肉+優良タンパク質である卵を食べることを意識しました。
この本が参考になります。
朝2個、昼2個、晩2個と一日6個を目安に食べてました。
そうすると、1ヶ月くらいで頭皮がうるおってきたなとはっきりわかりました。
それは毎日のシャンプーで指を髪の根元に入れた瞬間に違いがすぐわかるくらいです。
確か3〜4ヶ月くらい経つ頃には、頭皮の薄毛は気にならなくなりました。
その「卵を1日に6個食べる生活」は、外食の時をのぞいて、約1年間くらい続けました。
現在の摂取量
1年経つ頃にはもう栄養が十分満たされてきたと感じたので、それ以降は一日2、3個くらいで落ち着いています。
その2、3個でも意識して取らないとなかなか取れないものです。
朝は目玉焼き、昼は納豆の中に落としたり、夜は卵スープ、だし巻き卵、卵サラダ、温泉卵、小腹空いた時はゆで卵など、と積極的に摂っています。
が、、最近卵がしっかり摂れていないため、抜け毛がまた増えた気がします。
卵の量がしっかり取れていないと、髪の毛に元気がなく、抜ける量も多くなってくるので、やっぱりタンパク質は必要なんだなと思います。
変わったこと。メンタル・不眠・頭の回転
「高タンパク・低糖質・高脂質」の食事を基本にすることで、一番変わったことはメンタル面です。
夜中に目が冴えて眠れない、、ということが無くなり、ぐっすり眠れるようになり、精神に落ち着きが出てきました。
朝まで一度も起きずに眠れることが続き、子どもの頃に戻ったみたいで感動しました。(子どもの頃は朝まで爆睡タイプでした 笑)
日中の眠気も少なくなり、活動的に過ごせるようになりました。
ベジタリアン+1日一食な生活をしていた頃、半年くらい生理が止まっていたのですが、それも戻ってきました。
資格試験の勉強の面でも、学生時代より今の方が頭も冴えている気がします 笑
本によると脳もタンパク質を必要としているらしいです。
タンパク質が満たされていると、こんなにも身体や体調に影響を与えるのか、と驚いています。
食べたものがそのまま自分になる
「卵を食べれば全部良くなる」の著者の佐藤智春さんは、食事ができず這うようにして歩くことしかできなかった状態から卵10個食べる生活を続け、見事回復したそうです。
その後、血液栄養診断士の資格をとり、血液データから栄養状態を把握して、食事のアドバイスをする仕事をされています。
体が栄養でできていること、食べたものがそのまま自分になるということ。その中で体づくりの基本はタンパク質だということ。
私もこの点に関して、5年前からこのような食事を続けてきて、現在もものすごく効果を実感していることです。
本では、
・卵についての解説
・コレステロールの誤解
・年代別で変わる、卵を食べる意味
・不登校・妊活・抜け毛・骨粗しょう症・睡眠障害・ダイエットなどの悩み解決
などについて書かれています。
不登校が改善した事があることからも、摂る食事がメンタル面にも繋がっているんですね。
私も元々は薄毛の悩みから始まったのですが、メンタルもものすごく変わったと思っています。
うつ気味、やる気が出ない、ストレスに弱い、いつも不安、生理前イライラするという方がいらっしゃいましたら、タンパク質をしっかり摂る生活を一度やってみたらどうでしょうか。
娘のアトピー改善実例
骨、歯、皮膚、筋肉、脳などすべてタンパク質を材料としてできているので、不足していると不調が出てくるのも仕方のない事なのです。
現在小学3年生の娘はアトピーがあります。
皮膚もタンパク質から出来ている、という事で、娘にもしっかり卵を食べてもらいたかったのですが、娘は卵があまり好きではないのです。
それでも卵スープにしたり、白身なら少しは食べてくれるので、白身だけ食べさせたり、少しでも卵を取り入れつつ、お肉をしっかり食べてもらうようにしています。
実はお肉も種類によってはあまり食べないのですが、幼稚園くらいの時、2ヶ月間あの手この手でタンパク質を中心とした食事にしたところ、2ヶ月で皮膚がきれいになりました。
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2014年ごろだったと思いますが、9月〜11月の2ヶ月間で薬なしでこれほどまでに改善しました。
食事って大事だなと実感しました。
子どもって新陳代謝が良いので、大人よりも早く修復してくれるんでしょうね。
娘はお肉も卵も大好きという訳では無いので、お肉ばっかりが続くと食べてくれません。
現在は少し足りてない状態なのか、ときどきアトピーが出てます。
もっと意識的に食べさせなきゃ、とは思ってるのですが、無理矢理食べさせる訳にもいかず、その辺りが難しいです。
あの2ヶ月間で目に見える効果があっただけにちょっと歯がゆい思いです。
片付けのやる気にも関わっているかも?
私自身は、タンパク質をしっかり摂る事で、健康面だけでなく、メンタル面もものすごく変わりました。
片付けのやる気が出ない、という方の中にも、もしかしたら、片づけだけでなく、生活面すべてにやる気が出ないという方がいるのかも?とも思っています。
脳にしっかりと栄養を供給できるタンパク質を基本とした食事をとる事で、すべてのことにやる気が出てくるのではないかなーと思っています。
お片づけする時、ものすごく頭を使いますよね。
その頭自体が働かなかったら、考えることもできませんし、すぐに考えることをやめてしまうかもしれません。
体力が無かったら片付けを進めることもできません。
体力、気力が最近落ちてきたな〜という40代以降の方、この本を一読してみて、納得ができたらぜひ取り入れてみてほしいと思います。
念のために言っておきますが、もちろん卵だけ食べていたわけではありません。
基本はお肉などのタンパク質を意識的に重視して摂り、加えて卵も野菜もしっかりと食べていました。
タンパク質は意識しないと絶対量が少なすぎるので、かなり意識しないと必要量が取れないのだなと思います。